大学芋の秘密 その2

大学芋の秘密 その2

サツマイモは、どこが原産地かご存知でしょうか? 意外や意外、そのルーツはメキシコだと言われています。そこから、コロンブスがヨーロッパに持ち帰って、そこからだんだんとアジア方面に伝わってきたのです。最終的に中国に行き着き、中国経由で日本に輸入されました。

 

日本でのサツマイモの需要には、なかなか面白いエピソードがあります。

 

まずは琉球に中国経由で入ります。当時は中国の芋という意味の「唐芋」と言われていました。

 

1705年に、琉球から今度は鹿児島に入ってきます。このあと、全国に広がっていきます。その過程で外すことのできない人物が、通称「芋奉行」「甘藷先生」と呼ばれた、青木昆陽です。

 

青木昆陽がサツマイモを育て始めたのは、今でいう千葉県近辺です。砂地が多くて、通常の農地としてはとても使い物にならない土地だったのですが、青木昆陽は見事、サツマイモの栽培に成功し、そのことで飢饉の心配から日本を救ったと言われています。当時、サツマイモの栽培は、それほどエポックメイキングなことだったのです。