日本人とお雑煮 その1

日本人とお雑煮 その1

お雑煮と聞いて、何を連想するでしょうか。普通の人であればもちろん、お正月を連想することでしょう。連日お酒を飲んでちょっと疲れた胃腸に、お雑煮は優しく染みわたります。その部分では誰にも納得してもらえると思いますが、ひとたびお雑煮の味付けや具材の話になった途端に、議論は紛糾し始めるのです。

 

まず、お雑煮にはお餅が欠かせません。このお餅の形は、地方によって様々です。関東以北では四角いお餅が使われます。京都などの関西では、丸餅が好まれます。

 

ダシについても同じようなことがあり、関東以北は醤油味で鶏がらとかつおだしをベースにしています。これに対し、関西は白味噌仕立てであるところが多いようです。

 

ただ、こんなざっくりした分類以上に、お雑煮の種類はかなり細分化しているというのが現状のようです。

 

例えば、鮭が具材として入ったり、ブリが入ったり、黒砂糖が乗ったり、クルミ味噌が使われたり、お豆腐が入らなければお雑煮ではない、という人がいたり……

 

それぞれがそれぞれのこだわりでもって、お雑煮を作っています。